親愛なるなのかへ
オンパロスに辿り着いたのは、決して偶然なんかじゃない。
そして、アタシたちがやるべきことは、今までと変わらない。
前を見て。人の気配がない荒れ果てた街、泣き叫ぶ人々、未来に絶望した眼ばかり。
後ろを見れば、記憶を溶かす隙間と分不相応なものを狙う泥棒…そして逃れられない過去が広がってる。
「こんなのどうやって前に進んで、未来を開拓していけばいいの……」
簡単だよ。アタシが最初にアンタにしてあげたことをすればいい。
——「忘却」によって、「記憶」に安らぎを与えるの。
おやすみ。
日本語CV:
長夜月——小倉唯